シール・ラベルの基礎知識 ①基材の種類

2016年02月22日 カテゴリ:シール・ラベル印刷

私たちサンエーカガク印刷が、半世紀にわたりこだわり続けてきた確かな経験と技術こそが

シール・ラベル印刷」です。

シリーズ(全3回)でお伝えする 『シール・ラベルの基礎知識』。

1回目の今回は、“シール基材の種類” について紹介いたします。

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 ■上質紙

 表面にコーティングのないタック紙です。

 比較的安価でお求めやすいのが特徴です。

 

 ■アート紙

 表面にコーティングされたタック紙です。

 シールといえばアート紙。代表的で一般的なシール基材といえます。

 

 ■キャストコート

 光沢で平滑性があるタック紙です。

 ピカピカした鏡面光沢なので、シールとしての存在感をより際立たせます。

 

 ■PET

 耐水・耐熱性に優れ、透明や白の種類があります。

 コシとハリのあるフィルム系素材で別名「テトロン」と呼ばれ、アルミ蒸着されたのもを

 「ネーマー」と呼びます。

 

 ■塩ビ(PVC)

 強くて厚いので、ステッカー用途に向いています。

 伸縮性と追従性が高いので、車に貼るステッカー・ウォールステッカー・フロアステッカー・商品の

 パッケージなどに幅広く使われています。

 

 ■ユポ®

 破けにくく水にも強い合成紙基材です。紙に似た見た目と筆記適性・印刷適性に加えて、

 フィルムの持つ優れた耐水性・耐久性を兼ね備えています。

 

 ■アセテートサテン

 布製タックシールの代名詞的な存在です。

 洋服などに貼っても剥がれにくく、イベント会場のスタッフシールとしてよく使用されます。

 

 

いかがでしたでしょうか。

単にシールといっても、使われるシーンや用途・条件によって、提案できる基材は違ってきますので、

是非とも私たちにご相談くださいね★

 

 

最後に、なぞかけで締めさせてください。

 

「シール・ラベル」とかけまして、「人気アーティストのコンサート会場」と解く。

そのこころは、、、

 

とにかく「きざい」が豊富です。

 

 

次回は “粘着の種類” についてレポートします。