直射日光や水濡れに強いステッカーを作る「5つの掟<おきて>」

2022年06月15日 カテゴリ:シール・ラベル印刷

交通広告用やオフィス・ショップの窓貼り、車に貼るステッカーなどに代表される

長い時間 屋外で掲示する用途のステッカー。

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通常のステッカーを作るときよりも、ちょっと注意を払わなきゃいけないのが

・長時間の直射日光によって色あせしにくいステッカーにすること

・風雨などの条件下でも劣化しにくいステッカーにすること

 

私たちサンエーカガク印刷では、

直射日光や水濡れに強いステッカーを作る際の “掟<おきて>” として、

以下の考え方を念頭に置き、ご要望とスペックとコストのバランスを考えながら

全力で提案しております!

 

 

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 シールの基材は「紙」ではなく、水濡れに強い「フィルム」を選びます。

 フィルム系基材の種類でも、

 合成紙のユポ、柔らかくて伸縮しやすい塩ビ、しなりの強いPETなど、、

 性質や特長はさまざま。

 使用されるステッカーの用途に応じて、適切な基材を提案いたします。

 

 

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 オフセット印刷で作るステッカーなら、

 「超耐光インキ」を使用することをお勧めします。

 プロセスカラー(CMYK)のうち、

 耐光性に乏しいのがM(マゼンタ=)・Y(イエロー=の2色です。

 このM・Yの2色を「超耐光インキ」指定することで、

 通常のプロセスカラーインキよりも

 より直射日光に強いステッカーを作ることができます。

 

 

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 印刷面保護のための表面加工は、

 定番で使用される「PP」よりも硬さがあり、厚みと透明感があり、

 さらに耐久性の高い「PET」をお勧めします。

 これにより、見た目が美しいだけでなく、耐候性や耐摩耗性も兼ね備えた

 強いステッカーにレベルアップします。

 

 

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 「オフセット印刷」「凸版シール印刷」以外にも、

 基材に直接インキを厚く盛ることができる「シルクスクリーン印刷」や、

 インクジェット方式にUVカットラミネートを組み合わせる「インクジェット出力」など。

 それぞれ一長一短はありますが、色々な印刷方法のラインナップから、

 お客様のニーズに合った “オンリーワン” のステッカー作りを提案いたします。

 

 

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 せっかく作ったステッカーなので、貼るときも「丁寧に・慎重に」

 提言させていただきます。

 被着体(ステッカーを貼る場所)はホコリや汚れ・油分をしっかり拭き取り、

 乾燥させた状態で貼付します。そしてステッカー表面をキズつけないように、

 接着面の空気を逃がしながらゆっくりと貼り付けるのがポイントです。

 

 

 

燦燦と日差しが降り注ぐシーズンの到来!

直射日光や水濡れに負けない、オンリーワンのステッカーを作ってみませんか。